一　消防用自動車等　道路交通法(昭和三十五年法律第百五号。以下「法」という。)第二条第一項第九号に規定する自動車及び同項第十号に規定する原動機付自転車で消防本部及び消防署の管理するものをいう。

二　所属長　消防本部にあつては課長、消防署にあつては署長をいう。

三　安全運転管理者　法第七十四条の二第一項の規定により消防長が任命した者をいう。

四　副安全運転管理者　法第七十四条の二第四項の規定により消防長が任命した者をいう。

五　整備管理者　自動車の点検及び整備並びに自動車車庫の管理に関する事項を処理させるため、消防長が任命した者をいう。

一　毎朝の勤務交替時における消防用自動車等の仕業点検に立ち会うこと。

二　消防用自動車等の運行状況並びに運転者の状況を把握し、安全運転に必要な指示又は助言をすること。

三　安全運転に関する計画を策定し、運転者の健康管理、適正検査等を行うこと。

四　運転者台帳(第一号様式)を作成し、運転者の指導の適正を期すること。

五　その他安全運転の指導及び監督をすること。

一　毎朝の勤務交替時における消防用自動車等の仕業点検に立ち会い必要な指導をするとともに各車の状況を把握すること。

二　仕業点検の結果に基づき運行の可否を決定すること。

三　定期点検及び随時必要な点検を実施すること。

四　定期点検記録簿、仕業点検記録簿その他点検及び整備に関する記録簿を管理すること。

五　自動車車庫を管理すること。

一　毎朝の勤務交替時に整備管理者の指示に従い消防用自動車等の仕業点検を実施すること。

二　修繕又は整備を必要とする場合は、直ちに整備管理者に報告し、その指示を受けること。

三　疾病、過労、酒気帯びその他の理由のため安全運転をすることができないおそれがあるときは、必ずその旨を安全運転管理者等又は所属長に申し出ること。

四　二輪の消防用自動車等を運転するときは、ヘルメットを使用すること。

五　消防用自動車等を後退させるとき又は狭い道路・場所を進行するときは、必ず誘導員の指示により運転し、接触・転落事故の防止を図ること。

六　乗務終了後消防用自動車等の清掃点検を行い、整備管理者に異状の有無を報告すること。

一　信号、交差点、障害物等の状況について発声して運転者に注意若しくは助言をすること。

二　車両が後退するとき又は狭い道路・場所を進行するときは、必ず誘導すること。