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周防国府跡第193次発掘調査報告

印刷用ページを表示する掲載日:2018年8月31日更新

周防国府跡第193次発掘調査を行っています

周防国府跡は、防府市の名前の由来となった、市の代表的な遺跡です。「国府」とは奈良時代に成立した律令制度に基づき日本全国に
置かれた地方統括機関で、国府が置かれた地域は地方政治、経済、文化の中心地として栄えました。
その後、律令制度の衰退とともに国府は廃れていきました。所在地が不明になる国府が多い中、周防国府跡は行政機関からかたちを
変えながらも近世末まで国庁の所在を伝え続けた稀有な遺跡です。
現在、国衙四丁目で、宅地造成によって遺跡が壊されてしまうため、記録保存の発掘調査を行っています。
今回の調査地の北東では、倉庫などの建物群を確認しており、その建物群の西端が調査区の東側に現れると予想していました。
結果、東側には予想していたとおり多くの柱穴と1棟の竪穴建物を確認しました。
また、西側は遺構があまり存在しないと予想していましたが、柱穴のほかに、井戸と考える遺構を確認しました。
現在、検出結果から遺跡周辺の環境や竪穴建物・掘立柱建物の棟数などの遺構把握に努めております。
拡張区と南東側に入れた溝状の調査区で確認した遺構の、一段掘り下げを行った風景を西から撮影した写真

拡張区及び南東トレンチの一段掘り下げ風景

(西から)