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周防国府跡発掘調査現地説明会を開催しました

印刷用ページを表示する掲載日:2018年6月22日更新

周防国府跡第192次発掘調査の現地説明会を開催しました

多々良二丁目の市道新橋牟礼線の南で行っていた周防国府跡第191次、第192次発掘調査の現地説明会を6月17日(日曜日)午前9時30分より開催しました。
今回は、開催決定から当日までの期間が短く十分な周知が行えなかったのですが、65人の方に参加していただきました。

調査員が説明をしている写真です調査員による全体説明の写真です

発掘された現地の様子検出した建物跡の柱群の写真です。

今回の現場の発掘調査成果

今回の現場の成果は大きく分けて二つあります。
国府の施設を新たに検出
従来、国府の施設が存在すると想定していなかった場所から、新たに9世紀頃の建物群を検出しました。
柱穴の規模が大きく、国府でも重要な施設であったことがうかがえます。
遺構についての説明を聞く参加者堀立柱の建物群に見入る参加者
多彩な遺物が出土
役人の食器である須恵器だけでなく、製塩土器や冶金に関連する遺物が出土しています。
周防国府跡では出土地が限られる瓦の出土量が多いことも特徴で、施設の特殊性がうかがえます。
遺物の出土状況の写真です出土した土器の写真です

まとめ

今回検出した建物群の機能を考えてみると、
1.冶金工房
2.保管・集積場所
3.厨
4.館
いずれの候補も決め手に欠けるのが現状です。
もしかすると、これらが複合的に組み合った施設なのかもしれません。
立地的には今回の調査地が施設の南東部で、北側に遺構の主体部が存在する可能性があり、将来の調査で建物の機能について結論が出せるのではないかと考えています。
柱穴群の写真です調査区全景

現地で配布した資料の残部がございます。

ご希望の方は文化財郷土資料館にお越しになるか、返信用切手120円分を同封して「周防国府跡説明会資料希望」と明記のうえ封書で、お申し込みください。