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ため池の管理をしましょう
更新日:2021年2月8日更新
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ため池は日常的な管理が必要です
堤体の草刈
堤体上の雑草は、ため池の亀裂や陥没、変形、モグラの穴などの確認を妨げます。年に数回程度草刈をしましょう。樹木類は幼木のうちに必ず伐採しましょう。
漏水の確認
漏水等の確認のため定期的な巡視を行いましょう。漏水があっても即危険ということはありませんが、堤体材料が混入した濁りが見られた場合は注意が必要です。
貯水位を下げて農林漁港整備課へ相談して下さい。
余水吐の管理
余水吐はため池の規定水位を保つための施設です。余水吐に土のうや角落し等で堰上げし貯水量を増大することは、ため池の決壊を招く恐れがありますので、絶対にやめましょう。
また、余水吐に流木や浮遊ゴミがある場合や草等が茂っている場合は余剰水の流れを阻害するので除去しましょう。
堤体断面の確保
波浪や魚類による浸食で、堤体の断面が不足すると、漏水や力学的に不安定となる場合があるので、維持管理に努めましょう。
貯水・排水操作
長期間にわたり落水していると堤体に亀裂が生じることがあり、この状態で急激に貯水位を上昇させると浸透水で破堤する場合があります。逆に満水状態から貯水位を急低下させると残留間隙水圧が高くなり、堤体がすべりを起こすことがあるので、点検しながら慎重に操作しましょう。
参考資料
管理者のためのため池点検マニュアル(平成30年8月) [PDFファイル/3.48MB]