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「予防救急」ってなに?

印刷用ページを表示する 掲載日:2011年1月1日更新

「予防救急」ってなに?

はじめに

 誰だって事故や病気になるのを好んでいる人は一人もいないと思います。できることならば一生かかわりたくないもののひとつではないでしょうか。 しかし、救急発生件数は毎年増加傾向にあり本人のみならず家族も巻き込み肉体的、精神的、経済的にその負担は大きく、大変悲惨なものとなります。こうした災難はある日突然やってくるのでしょうか。

 火災のほとんどは人災といわれています。いったん発生するとその被害は甚大で多大の損害をもたらします。このため、火災原因調査を行い広く防火広報を行っていますが、救急も火災と同様に未然に防ぐことはできないのでしょうか。

 救急の高度化が叫ばれ、救急救命士の登場、高規格救急車の配備等プレホスピタルケアの充実化が図られていますが、そろそろ救急の分野においても「予防」するという概念にシフトしていかなければならない時代に入っているのではないでしょうか。
 

救急は予防できるの?

 救急事故はいろんなジャンルに分類されています。救急の多くは頭痛や腹痛といったような突然の病気である「急病」が約61%を占めています。その次に「一般負傷」、「交通事故」と続いています。ちなみに少数ではありますが、「自損行為」、「転院」、「運動競技」、「労働災害」、「加害」、「水難事故」、「火災」、「自然災害」というのもあります。

 基本的にはどのジャンルにおいても予防することはできると思います。この「急病」においても予防は無理と思われるかもしれませんが、日ごろの心掛け一つで予防できるものが多くあります。

 高血圧、肥満、ストレス、アルコール、発熱などの原因によるものが多いようですが、これらの予防については他の関係機関や書籍等で広く普及啓発活動が行われていますので、ここでは省略したいと思います。交通事故においても、警察において交通事故の防止の広報が積極的に行われていますので省略したいと思います。
 

一般負傷事故の予防

 一般負傷事故には、転倒、転落、誤飲、やけど、溺水などがありますが、特にお年寄りに多く発生しています。転倒、転落は骨折につながり重大な事故になりやすいので、特に注意が必要です。
 
 

転倒・転落

      人が転倒している画像   人が転落している画像 

原因
  • つまずき(布団、電気コード、段差、ゲートボール中)
  • すべる(フローリング、靴下)
  • 意識をなくす
  • 飲酒
  • 持病(パーキンソン病、糖尿病等)
予防策
  • 段差を無くす
  • 手すりの設置(浴室及び浴槽にも)
  • 部屋の整理整頓
  • お酒は控えめに
  • 靴下は滑りにくいものを履く
     
     

誤飲

      人が誤飲している画像

原因
  • 食事中に誤って、餅、パン、かぼちゃ、寿司のネタのイカ、たくあん、まんじゅう、飴玉、肉などがのどに詰まる。
予防策
  • よくかんで、ゆっくり食べる。
  • 一度にたくさんの量を入れない。
  • できるだけ小さく切る。
  • テレビに夢中になり過ぎない。(特にお笑いの番組)
応急処置
  • 意識がある場合は、腹部突き上げ法(ハイムリック法)、背部叩打法を実施
  • 意識がない場合は、心肺蘇生法に従う。
  • 方法がわからない人は、普通救命講習を受講しましょう。
     
     

やけど

     人がお湯をかぶる画像    

 どんなときに起こるのか?

事例1
  • 風呂のフタの上で遊んでいたお子さんが、浴槽に落ちて大やけどになりました。循環式のガス風呂だったので、浴槽の上のほうのお湯が熱くなっていたのです。
事例2
  • 沸かしたコーヒーをこぼして、手に大やけどをしました。
事例3
  • 仏壇のお供え物を取ろうとして手前にあったろうそくの火が服の袖に燃え移り、大やけどになりました。
事例4
  • 夏の海で日焼け止めを塗らずに日焼けしていたら、次の日背中が水ぶくれになりました。(2度の熱傷)
事例5
  • 屋外で、刈り草をよく燃やそうとしてガソリンを少しまこうとしたところ衣服に燃え移り、足に大やけどを負いました。
予防策
  • 各事例を理解し、注意して行動しましょう。
応急処置
  • 冷たい水で冷やしましょう。
     
     

溺水

人が溺水している画像

どんなところで起こるのか?

  • 家庭ではお風呂、洗濯機などで事故が起こっています。
  • お風呂では特にお年寄りの方に多く発生しており、入浴中に意識をなくされて溺水になっているようです。
  • 洗濯機は小さなお子さんが覗き込んで落ちるという事故がありました。
予防策
  • お年寄りがお風呂に入られるとき、家族の方は入浴したときの時間を覚えておき、一度は「湯加減はどう?」などと声をかけてあげましょう。
  • 冬の脱衣場は寒く、浴室と温度差が大きいので、すぐに温まる暖房器具をおいておくのもいいでしょう。
応急処置
  • 意識がなければ広いところに移動させ、呼吸、脈拍の確認をしましょう。意識がないときは119番通報するとともに心肺蘇生法を実施しましょう。
  • 方法がわからない人は、普通救命講習を受講しましょう。
     
     

普通救命講習

 防府市消防本部では、1月を除く毎月第1日曜日に普通救命講習を行っています。いざというときのために、ぜひ、受講しましょう。