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下右田遺跡発掘調査現地説明会を開催しました

印刷用ページを表示する掲載日:2018年6月12日更新

下右田遺跡第39次発掘調査の現地説明会を開催しました

防府市文化財課では、さる6月10日(日曜日)右田小学校前の発掘調査現場にて、下右田遺跡第39次発掘調査の現地説明会を開催しました。
当日は、地元のみなさんや市外からの方など80人の方にご来場頂きました。
開催前の現地の写真です。現地に来られた皆さんの遠景写真です。

●下右田遺跡第39次発掘調査の成果

成果 1
遺構.遺物から奈良時代の役所の可能性が高まった

今回の調査では、奈良時代の竪穴建物を約10棟確認し、工房の可能性があります。
建物の一辺は約3.5メートルと規格性がありそうです。
また、文字の可能性があるヘラ描き(刻書)土器が出土しており、役人の存在を窺わせます。
これまでの周辺調査の成果と合わせると、調査地周辺が奈良時代を中心とした飛鳥時代~平安時代の佐波郡の「郡家(郡の役所)」であった可能性が高くなりました。
担当者が説明をしているところです。今回の調査で出土したヘラ描きの土器
成果 2
奈良時代の郡家の西端が明らかに

これまでの遺構・遺物の分布状況や地形から、奈良時代の役所に関連する遺構は、今回の調査区より東側に位置することが明らかになりました。
中心施設は、今回の調査区より北東に位置する可能性があります。
テントの中で遺物の説明をしているところです。 土師器の写真です。
成果 3
弥生時代から近世の土地利用が明らかに

今回の調査地周辺が弥生時代後期~近世まで、ほぼ継続的に集落として利用されてきた事が明らかになりました。
地形や周辺環境、遺構の分布から、集落として安定的な場所であるとともに、交通の要衝として重要な場所であったことが明らかになりました。
遺構の写真です。遺構の写真です。
※ 当日の配布資料の残部がございます。
  ご希望の方は防府市文化財郷土資料館までお越しください。