国指定天然記念物 天然記念物
くろかしわけい
黒柏鶏
所有:
所在:
指定: 昭和26年(1951)6月9日

 黒柏鶏は、長鳴き鶏に属する日本鶏であり、鳴き声は普通7〜8秒続き、なかには10秒に達するものもある。羽毛は全身光沢のある緑黒色で、耳朶(じだ)は赤色、単冠(たんかん)である。雄の耳朶や鶏冠(とさか)は黒色を帯びるものがあり、雌の鶏冠はほとんど黒くなる。また、純粋種は嘴(くちばし)・脚・爪も暗鉛色である。
 黒柏鶏は、長鳴き鶏の代表的種類である「小国」の直系と言われているが、色彩などからすると同じ長鳴き鶏の「唐丸」に似ている。またヨーロッパ系種も加わっているという説もある。このように由来や系統についての詳細は、まだよくわかっていない点も多いが、明治以降、洋種が入ってきたことにより急激に日本鶏が姿を消したなかで、その存在は貴重である。
 地域を定めず天然記念物に指定されており、現在おもに山口県と島根県でわずかながら飼育されている。防府市内でも、数か所で見ることができる。
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