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令和6年度防府市二十歳のつどいを開催しました。

更新日:2025年1月14日更新 印刷ページ表示

令和6年度防府市二十歳のつどいを開催しました。

令和7年1月12日、三友サルビアホールにおいて令和6年度防府市二十歳のつどいを開催しました。

防府市長式辞

 令和6年度に二十歳を迎えられる1,282名の皆さん、誠におめでとうございます。

 また、今日まで深い愛情をもって温かく見守ってこられました御家族の皆様、地域の皆様、恩師の方々に敬意を表し、心からお喜びを申し上げます。

 本日は、御来賓として、山口県議会から、副議長の島田教明様をはじめ、石丸典子様、松浦多紋様、牛見航様、防府市議会からは議長の安村政治様、副議長の藤村こずえ様、教育民生副委員長の生野美輪様をはじめ、多くの議員の皆様、また関係機関、団体の方々には、御多忙のところ御臨席を賜り、めでたく二十歳を迎えられる若者たちをお祝いくださいますこと厚く御礼申し上げます。

 本日の式典は、二十歳という人生の節目に、改めて御家族や御友人、ふるさとに思いを馳せていただくとともに、社会の一翼を担う自覚と責任を持っていただきたいとの思いから開催するものでございます。

 皆さんが生まれた2004年は、アテネオリンピックが開催され、当時史上最多となる16個の金メダルを獲得しました。特に、体操男子団体決勝で、金メダルを決めた冨田選手の鉄棒の演技に対して、刈屋アナウンサーが、ゆずの「栄光の架橋」という曲と重ねて「伸身の新月面が描く放物線は、栄光への架橋だ」と実況した場面はスポーツ史に残る名場面として人々の記憶に残っています。また、男子平泳ぎで2冠に輝いた、水泳の北島康介選手が言った「チョー、気持ちいい!!」という言葉は流行語大賞に選ばれるなど、多数の選手の活躍が私達に勇気と感動を与えてくれました。この結果は、選手の皆さんが幾多の試練や困難に立ち向かい、努力した賜物です。

 そして、皆さんが二十歳を迎えた年は、プリズムストリートが開通し、野球場、競輪場が新たに生まれ変わり、JRの瑞風が訪れ、さらに新庁舎が完成するなど、防府市も大きく飛躍をした年でした。

 このように、皆さんは、素晴らしい年に生まれ、素晴らしい年に二十歳を迎えられました。

 今年度の二十歳のつどいのテーマは、「飛べ~人生の最高到達点へ~」です。ゆずの「栄光の架橋」の歌詞に、「いくつもの日々を越えて辿り着いた今がある」、「悲しみや苦しみの先にそれぞれの光がある」とあるように、これから人生の最高到達点を目指してチャレンジする皆さんの前には、大きな壁が立ちはだかることもあると思います。どんな困難にも立ち向かい、チャレンジし続ける皆さんを私たち防府市民は全力で応援します。

 私は、これからも、皆さんに「このふるさと防府で暮らし続けたい」、「いつか戻ってきたい」と思っていただけるよう「明るく豊かで健やかな防府」の最高到達点を目指し、市民の皆様と一緒にまちづくりを進めてまいります。

 皆さんも、どこにいても、どこで活躍されても、ふるさとへの誇りと愛情を持ち続けてください。そして、防府の未来のために力を貸してください。一緒に切磋琢磨して、最高到達点を目指しましょう。

 また、本日は、皆さんに防府市出身の直木賞作家であり、一昨年11月にお亡くなりになられた伊集院静さんからのメッセージが配られていると聞いております。そのメッセージの中には、

「力を合わせて進む。しかし力を合わせるだけではダメだ。一人の力を最大限に出し、強いものにしなくてはいけない」

「ハガネのような強い精神と、咲く花のようにやさしいこころを持て」

「苦しい時に流した汗は必ず生涯のタカラとなる。」とあります。

 これからの皆さんにとって、素晴らしいメッセージです。是非読んでください。

 結びに、今日まで二十歳のつどいの開催に向けて企画運営に取り組んで来られた内田柚菜委員長をはじめとする実行委員会の皆様並びに関係者の皆様に深く感謝申し上げますとともに、皆さんの輝かしい未来を祝し、式辞といたします。

 

                                                令和7年1月12

                                                 防府市長 池田 豊

防府市議会議長祝辞

 令和6年度防府市二十歳のつどいが盛大に開催されるにあたり、市議会を代表いたしまして、一言、お祝いの言葉を申し上げます。

 二十歳の節目を迎えられた皆様、誠におめでとうございます。

 この人生の大きな節目に、あらためて将来の夢や希望を胸に抱いておられることと存じます。

 これまで皆様を支えてこられたご家族や、お世話になった方々への感謝と、ふるさと防府をに生まれ育ったことを誇りに、未来に向かって歩んでいただきたいと存じます。

 さて、今なお続く、世界での紛争や物価の高騰、そして環境問題など、私たちを取り巻く現状は、年々厳しさを増してきております。

 このような時代を生きる皆様のこれからの道のりは、決して平たんではないと思いますが、臆することなく、自分自身の理想を追求し、若さ溢れるエネルギーと柔軟な発想力で、社会を動かす原動力となられることを期待しております。

 結びに、今後とも健康に十分留意され、前途洋々たる未来に向かって存分に御活躍されますことを心から祈念いたしまして、お祝いの言葉といたします。

                                          令和7年1月12日

                                                 防府市議会議長 安村 政治