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「ほうふ幸せます働き方推進企業」認定制度とは?

ワーク・ライフ・バランスの推進など、「誰もが働きやすい 職場環境の形成」に向け取り組む企業を「ほうふ幸せます働き方推進企業」として市が認定する制度です。当該企業の魅力や取組み内容を、防府市内外に広くPRすることにより、人材の確保や定着等につながって行く仕組みを作り、働き方改革を進める企業を拡大していこうとするものです。

認定制度リーフレット

 防府市は市内企業の「働き方改革」を推進していきます!

平成28年度、防府市では市内のおよそ4,500事業所を対象に、働き方や人材確保に関するアンケート調査を行い、およそ600の事業所から回答を得ました。
この調査から見えてきたことは、市内の企業において「人員の不足」がますます深刻になっているという実態です。回答した企業の1/3以上が「人員不足」と答えており、3年前の状況と比較しても、その割合は10%以上増加。市内企業が人材確保に苦慮している様子が明らかになりました。
また、「ワーク・ライフ・バランスに関する取組み」「仕事と育児の両立支援に関する取組み」についての回答では、フレックスタイムの制定やノー残業デーの制定など、育児短時間勤務や配偶者出産休暇など、まだまだ取り組めていない企業が多数を占めることがわかりました。
さらに人材の充足感とこうした取組みの関連性を分析すると、定期的に採用を行っておらず、人材不足を感じている事業所においては、規模の大小を問わず、「ワーク・ライフ・バランス」「仕事と育児の両立支援」に関する制度を制定し、運用している企業の割合が極めて低い、という傾向が顕著に見られました。すなわち、「働き方改革の推進は、人材確保・定着において有効な取組みである」という傾向がデータから読み取れるわけです。
一方、「ワーク・ライフ・バランス」「仕事と育児の両立支援」について「制度や取組みはないが、柔軟に対応し、利用者がいる」と答えた事業所も多く、こうした企業における取組みの制度化や確実な運用をサポートすることで、将来的に市内企業の人手不足感の解消につなげていきたい、という強い想いから、「ほうふ幸せます働き方推進企業」の認定制度は生まれました。
自社の雇用にまつわる隠れた課題や従業員の本音などを「見える化」し、目標を掲げてその解消を図ることで企業の永続的な成長を実現するために、「ほうふ幸せます働き方推進企業」認定制度をぜひご活用ください。