ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 組織でさがす > 保険年金課 > ポリファーマシーについて

本文

ポリファーマシーについて

更新日:2025年9月1日更新 印刷ページ表示

ポリファーマシーとは

 ポリファーマシーとは、複数を意味する「poly」と、調剤を意味する「pharmacy」を合わせた言葉で、単に服用する薬剤が多いことではなく、多くの薬を服用しているために、副作用を起こしたり、きちんと薬が飲めなくなったりしている状態をいいます。
 特に高齢になると、複数の病気を持つ人が増え、通院する医療機関や服用する薬の数が多くなるため、これらの問題が起こりやすくなります。
 また、加齢などにより内臓の働きが弱くなると、薬を分解したり、体の外に排泄したりするのに時間がかかるようになります。併せて、薬の数が増えると、薬同士が相互に影響し合うこともあります。そのため、薬が効きすぎてしまったり、効かなかったり、副作用が出やすくなったりすることがあります。

ポリファーマシーを防ぐために

医師・薬剤師に相談しましょう

 気になる症状があっても、勝手に薬をやめたり、減らしたりするのはよくありません。
 薬によっては、急にやめると症状が悪化することや、思わぬ副作用が出ることもあります。必ず、医師や薬剤師に相談しましょう。
  思い当たることはありませんか?
  ・薬を飲み忘れることがある。
  ・自己判断で飲むのをやめたり減らしたりしている薬がある。
  ・薬を余分にもらっている。
  ・なにか変だな、と感じる症状がある。(眠気・気分が沈む・物忘れ・食欲低下・めまい など)
  そのほかにも気になることがあれば、必ず医師や薬剤師に相談しましょう。

お薬手帳をもちましょう

 自分の病気や飲んでいる薬について知ってもらえるよう、「お薬手帳」は一冊にまとめ、受診時には必ず医師や薬剤師に見せましょう。

かかりつけの医師や薬剤師をもちましょう

 日頃から、かかりつけの医師や薬剤師を持って、処方されている薬の情報を把握してもらっておくのが安心です。気になる症状があれば、かかりつけの医師や薬剤師に相談しましょう。
  相談の時は
  ・今使っている薬を必ず全部伝えましょう。
  ・処方薬以外でもサプリメントや市販薬を飲んでいる場合は伝えましょう。
  ・気になる症状があれば、いつごろからどのような症状が出てきたのかメモしておきましょう。