「防府市ごみ処理基本計画」を策定しました

更新日：2022年3月23日更新印刷ページ表示

「防府市ごみ処理基本計画」の策定

　「防府市ごみ処理基本計画」について、計画期間が令和3年度で満了するため、施策の実施状況や目標の達成状況の検証を行い、国の廃棄物政策の動向や社会情勢の変化を踏まえ、令和4年度からの新たな計画の策定を行いました。

計画策定の趣旨

　ごみ処理を取り巻く状況の変化（プラスチックごみによる海洋汚染・食品ロス問題・自然災害による大量の災害廃棄物処理・感染症流行下における安定的な廃棄物処理体制の構築）、本市のごみ処理施策の実施状況及び数値目標の達成状況等を踏まえた上で、市民・事業者・市の協働による更なるごみの減量・資源化によって循環型社会の形成を推進していくため、「防府市ごみ処理基本計画」を策定しました。

計画の位置付け

　「防府市ごみ処理基本計画」は、「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」第6条第1項の規定に基づき策定する法定計画です。

　なお、「食品ロスの削減の推進に関する法律」第13条第1項により策定が努力義務とされている「食品ロス削減推進計画」を、廃棄物分野における食品ロス削減の取組として、新たに本計画に盛り込むこととします。

計画期間

　本計画の計画期間は、令和4年度から令和13年度までの10年間とします。また、令和8年度を中間目標年度、令和13年度を最終目標年度とします。

基本目標・基本方針

　本計画では、「３Rの実践による未来につなぐ循環型社会の構築」を基本目標とし、その実現に向けた基本方針として、次の3つを掲げ、各施策を展開していきます。

２R（発生抑制（リデュース）・再使用（リユース））の推進
再生利用（リサイクル）の推進
適正処理の推進

数値目標

　本計画では、次の３つの数値目標を掲げ、ごみの減量とリサイクルの推進に取り組みます。

　また、「食品ロス削減の目標」として、家庭系食品ロス量（令和元年度：989t）を令和8年度までに730t以下、令和13年度までに680t以下（令和元年度比約31％削減）にすることとします。

ごみ量等の数値目標
区分	〔基準年度〕令和2年度	〔中間目標〕令和8年度	〔最終目標〕令和13年度
数値目標1 　1人1日当たり家庭系ごみ排出量　(資源回収量を除く。）　※1	600g／人・日	432g／人・日（対基準年度比約△28％）	405g／人・日（対基準年度比約△33％）
増減	ー	△168g	△195g
数値目標2 　事業系ごみ排出量	11,859t／年	11,062t／年（対基準年度比約△7％）	9,883t／年（対基準年度比約△17％）
増減	ー	△797t	△1,976t
数値目標3 　リサイクル率　※2	26.4%	35％	38％