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スプレー缶の出し方にご注意ください
スプレー缶の不適正な処理が問題になっています
燃やせないごみ等の中に、中身の残ったスプレー缶が混ざっていると、破砕時に、車両や処理施設での火災事故が発生する恐れがあります。
本市において、令和4年11月25日(金曜日)に、燃やせないごみの収集運搬作業中にごみ収集車両の車両火災が発生しています。
原因は不明でしたが、燃やせないごみとして出されたごみの中からスプレー缶やリチウムイオン電池などが見つかりました。
スプレー缶の分け方・出し方は、各市町村ごとに異なり、防府市では下記のとおりお願いしています。
防府市での分け方・出し方
1 必ず中身を最後まで使い切ってください。
・中身が残っていると、缶を振った時に「シャカシャカ」「チャプチャプ」といった音がします。
・使い切れない場合は、付属のガス抜きキャップを使ってガス抜きを行ってください。
・風下に向けて、新聞紙などに吹き付けるなどして周囲への飛散にご配慮ください。
・ガス抜きは、製品に記載されているガス抜き方法(ガス抜きキャップの使い方)をよく読んでから行ってください。
・色々なタイプのガス抜きキャップがありますので、使用方法については(社)日本エアゾール協会のホームページを参考に
してください。
・ガス抜きキャップが付いていない場合は、ボタンを押して完全にガスを抜いてください。
・ガス抜きは、必ず近くに火の気のない、風通しのよい屋外で行ってください。
2 火の気のない、風通しのよい屋外で穴をあけてください。
・穴をあける際は、必ず、ガス抜きをし、振っても音がしない等、中身が入っていないことを確認した上で、近くに火の気の
ない、風通しのよい屋外で行ってください。
・中身の入った状態での穴あけ、屋内での穴あけは大変危険ですので、絶対に行わないでください。
・ホームセンターやいわゆる百円ショップなどで、以下のような専用の道具も販売されています。
(1)缶切りタイプ:缶切りのような鋭利な刃で穴をあけます。
(2)押し込みタイプ:先が尖っていて、押し込んで穴をあけます。
(3)ハサミタイプ:缶を挟んで穴をあけます。
※穴あけができない場合は、クリーンセンターへご相談ください。
3 「危険ごみ」として地域の「資源ごみ・危険ごみ集積場所」へ出してください。
※プラスチック製のふたは「プラスチック製容器包装」として分別してください。
安全のために
スプレー缶は、必ず「危険ごみ」として地域の「資源ごみ・危険ごみ集積場所」へ出してください。
出す日は、決して間違えないようにお願いします。
車両火災が発生しますと、車両に被害が発生するだけでなく、収集に遅れが生じたり、収集作業員等の人命に関わる大きな事故につながる恐れがありますので、適正な分別にご協力お願いします。
火災事故が発生したごみ収集車