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伝染性紅斑が流行しています

更新日:2025年11月5日更新 印刷ページ表示

伝染性紅斑が流行しています

防府市では伝染性紅斑患者の定点当たり報告数が、第42週(10月13日から10月19日)に2.67人となり、警報の基準である「定点当たり2人以上」を上回りました。

 今後、さらなる感染の拡大が予想されることから、10月15日、県下全域に「伝染性紅斑流行発生警報」が発令されました。

 本警報の発令は、現行の感染症法が施行された平成11年以降初めてとなります。

 特に、過去に感染したことのない女性が妊娠中に感染した場合、胎児にも感染し、胎児水腫などの重篤な状態や、流産を引き起こす可能性があるため、次の点に注意して感染予防に努めましょう。

伝染性紅斑について

○ 特徴
小児を中心にみられる感染症です。両頬がリンゴのように赤くなることから、「リンゴ病」と呼ばれることもあります。

○ 症状
 ・両頬、続いて手足に網目状やレース状の紅斑(赤い発しん)が現れます。多くの場合、発しんが出現する7から10日前に、微熱やかぜのような症状が出現することがあります。
 ・過去に感染したことのない女性が妊娠中に感染した場合、胎児にも感染し、胎児水腫などの重篤な状態や、流産を引き起こす可能性があり、注意が必要です。

 

感染経路と感染予防のポイント

○ 感染経路
 ・飛沫感染:咳やくしゃみの時の飛沫の中に含まれるウイルスによって感染
 ・接触感染:ウイルスのついた手を介して口や鼻などの粘膜から感染

○ 感染予防
伝染性紅斑には発病を予防できるワクチンや特効薬はありません。日頃から「手洗い・せきエチケット」といった感染対策を生活習慣にすることが大切です。
また、感染しても症状がない場合もあるため、妊娠中又は妊娠の可能性がある方で、周囲に伝染性紅斑の人がいる場合は、妊婦健診の際に医師に伝えてください。

治療方法

伝染性紅斑に、特別な治療法はありません。基本的には軽い症状の病気のため、経過観察を含め、症状に応じた治療となります。

関連リンク

厚生労働省ホームページ:伝染性紅斑

山口県ホームページ:伝染性紅斑の流行発生警報の発令について