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インフルエンザの予防について

更新日:2023年11月9日更新 印刷ページ表示

インフルエンザの予防について

インフルエンザは、インフルエンザウイルスに感染することによっておこる病気です。38度以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛等、全身の症状が突然現れます。併せて普通の風邪と同じように、のどの痛み、鼻汁、咳等の症状も見られます。こどもではまれに急性脳症を、また高齢者や免疫力の低下している方では肺炎を伴う等、重症になることがあります。

県内の発生状況

山口県のインフルエンザ流行状況(山口県感染症情報センター)

インフルエンザについて(山口県感染症情報センター)

インフルエンザの予感染防に努めましょう

インフルエンザは流行性があり、いったん流行が始まると、短期間に多くの人へ感染が拡がります。

定期接種対象者(65歳以上の方等)をはじめ、インフルエンザワクチンの接種を希望される方は、お早めに接種をお願いします。

(1)ワクチン接種

インフルエンザワクチンは、感染症に発症する可能性を低減させる効果と、発症した場合の重症化防止に有効と報告されています。

インフルエンザ予防接種のお知らせ

(2)外出後の手洗い等

流水・石鹸による手洗いは手指など体についたインフルエンザウイルスを物理的に除去するために有効な方法であり、インフルエンザに限らず接触感染を感染経路とする感染症対策の基本です。インフルエンザウイルスはアルコールによる消毒でも効果が高いですから、アルコール製剤による手指衛生も効果があります。

正しい手洗いの仕方|政府インターネットテレビ (gov-online.go.jp)

(3)適度な湿度の保持

冬季に入り、空気が乾燥すると、気道粘膜の防御機能が低下し、インフルエンザにかかりやすくなります。特に乾燥しやすい室内では、加湿器などを使って適切な湿度(50%から60%)を保つことも効果的です。

(4)十分な休養とバランスのとれた栄養摂取

体の抵抗力を高めるために、十分な休養とバランスのとれた栄養摂取を日頃から心がけましょう。

(5)人混みや繁華街への外出を控える

インフルエンザが流行してきたら、特に御高齢の方や基礎疾患のある方、妊婦さん、疲労気味、睡眠不足の方は、人混みや繁華街への外出を控えましょう。やむを得ず外出して人混みに入る可能性がある場合には、ある程度の飛沫等を防ぐことができる不織布製マスクを着用することは一つの防御策と考えられます。ただし、人混みに入る時間は極力短くしましょう。

マスクの正しい着け方|政府インターネットテレビ (gov-online.go.jp)

インフルエンザにかかったら

1.人混みや繁華街への外出を控え、無理をして学校や職場等に行かないようにしましょう。

2.咳やくしゃみ等の症状のある時は、家族や周りの方へうつさないように。飛沫感染対策として咳エチケットを徹底しましょう。

インフルエンザの主な感染経路は咳やくしゃみの際に口から発生される小さな水滴(飛沫)による飛沫感染です。

たとえ感染者であっても、まったく症状のない例や、感冒様症状のみでインフルエンザウイルスに感染していることを本人も周囲も気が付かない軽症の例も少なくありません。

周囲の人にうつさないよう、インフルエンザの飛沫感染症対策としては、

(1)普段から皆が咳エチケットを心掛け、咳やくしゃみをほかの人に向けて発しないこと

(2)咳やくしゃみが出るときはできるだけ不織布マスクをすること。とっさの咳やくしゃみの際にマスクがない場合は、ティッシュや腕の内側などで口と鼻を覆い、顔をほかの人に向けないこと

(3)鼻汁・痰などを含んだティッシュはすぐにゴミ箱に捨て、手のひらで咳やくしゃみを受け止めたときはすぐに手を洗うこと

などを守ることを心がけてください。

3.安静にして、休養をとりましょう。特に、睡眠を十分にとることが大事です。

4.水分を十分に補給しましょう。

5.高熱が出る、呼吸が苦しいなど具合が悪ければ早めに医療機関を受診しましょう。

また、小児、未成年者では、インフルエンザの罹患により、急に走り出す、部屋から飛び出そうとする、ウロウロと歩き回る等の異常行動を起こすおそれがあります。自宅で療養する場合、インフルエンザと診断され治療が開始された後、少なくとも2日間は、小児・未成年者が一人にならないようにするなどの配慮が必要です。

〈参考〉

学校保健安全法(昭和33年法律第56号)では、「発症した後5日を経過し、かつ、解熱した後2日(幼児にあっては、3日)を経過するまで」をインフルエンザによる出席停止期間としています。

関連リンク

令和5年度今シーズンのインフルエンザ総合対策について(厚生労働省)