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熱中症に注意しましょう!

更新日:2024年4月24日更新 印刷ページ表示

熱中症に注意しましょう!

熱中症とは?

「熱中症」は、高温多湿な環境に長くいることで、徐々に体内の水分や塩分のバランスが崩れ、体温調節機能 がうまく働かなくなり、体内に熱がこもった状態を指します。屋外だけでなく室内で何もしていないときでも発症します。適切な対処が実施されれば、死亡や重症化を防ぐことができます。

熱中症について正しい知識を身につけ、体調の変化に気をつけるとともに、周囲にも気を配り、熱中症による健康被害を防ぎましょう。

熱中症の症状

軽症

たちくらみ・めまい・筋肉痛・筋肉のこむら返り・手足のしびれ・気分の不快・大量の汗をかく 等

中等度

頭痛・吐き気・嘔吐・倦怠感・虚脱感 等

重症

意識がない・けいれん・高体温・呼びかけに対する返答がおかしい・まっすぐに歩けない・走れない 等

熱中症予防のポイント

暑さを避ける、身を守る

室内では

・扇風機やエアコンで温度を調節

・遮光カーテン、すだれ、庭先・玄関先等に打ち水を利用

・室温をこまめに確認

・WBGT値※も参考に

屋外では

・日傘や帽子の着用

・日陰の利用、こまめな休憩

・天気のよい日は、日中の外出をできるだけ控える

からだの蓄熱を避けるために

・通気性の良い、吸湿性・速乾性のある衣服を着用する

・保冷剤、氷、冷たいタオルなどで、からだを冷やす

表:日常生活に関する指針(環境省熱中症予防情報サイトより)

温度基準

(WBGT)

注意すべき生活活動の目安 注意事項

危険

(31以上)

すべての生活活動でおこる危険性

高齢者においては安静状態でも発生する危険性が大きい。外出はなるべく避け、涼しい部屋に移動する。

厳重警戒

(28~31)

外出時は炎天下を避け、室内では室温の上昇に注意する。

警戒

(25~28)

中等度以上の生活活動でおこる危険性 運動や激しい作業をする際は、定期的に十分に休息を取り入れる

注意

(25未満)

強い生活活動でおこる危険性 一般に危険性は少ないが激しい運動や重労働時には発生する危険性がある

※WBGT値(暑さ指数)とは

人体の熱の出入りに与える影響の大きい(1)湿度(2)日射・輻射(ふくしゃ)などの周辺の熱環境、(3)気温の3つを取り入れた指標で、熱中症危険度を判断する指標の目安になっています。

防府市の現在の暑さ指数(環境省 熱中症予防情報サイト)

こまめに水分を補給する

室内でも、屋外でも、のどの渇きを感じなくても、こまめに水分・塩分、必要に応じ、経口補水液やスポーツドリンクなどを補給しましょう。

熱中症特別警戒情報(熱中症特別警戒アラート)・熱中症警戒情報(熱中症警戒アラート)を確認しましょう

熱中症特別警戒情報(熱中症特別警戒アラート)とは

都道府県内において、全ての暑さ指数情報提供地点における、翌日の日最高暑さ指数(WBGT)が35(予測値)に達する場合等に発表されます。都道府県の枠を超えて暑い状況等が想定されるので、近隣の都道府県においても注意が必要な可能性があります。

熱中症警戒情報(熱中症警戒アラート)とは

熱中症の危険性に対する「気づき」を促すものとして、府県予報区等内において、いずれかの暑さ指数情報提供地点における、翌日・当日の日最高暑さ指数(WBGT)が33(予測値)に達する場合に発表されます。

 

気候変動適応法の改正(施行 令和6年4月1日)により、熱中症特別警戒情報(熱中症特別警戒アラート)が創設されました。

熱中症予防情報サイト(環境省)より、熱中症警戒アラート等のメール配信サービス(無料)登録が可能です。

熱中症の対処法

熱中症が疑われる人を見かけたら

涼しい場所へ

エアコンが効いている室内や風通しのよい日陰など、涼しい場所へ避難させる

からだを冷やす

衣服を緩め、からだを冷やす(特に、首の周り、脇の下、足の付け根など)

水分補給

水分・塩分、経口補水液、スポーツドリンクなどを補給する

応急処置について

自力で水が飲めない、意識がない場合は、ためらわず救急車を呼びましょう。

熱中症 応急処置

 

参考

熱中症を防ぐために知っておきたいこと熱中症予防のための情報・資料サイト(厚生労働省)

熱中症予防情報サイト(環境省)

やまぐち熱中症対策情報サイト(山口県)