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手足口病が流行しています

更新日:2024年8月9日更新 印刷ページ表示

手足口病が流行しています

手足口病については、令和6年6月26日、県下全域に「手足口病流行発生警報」が発令されており、全国的にも過去10年間と比較してかなり多い状況となっています。​

感染拡大防止のため、手洗いなどをはじめとする感染対策を徹底しましょう。

手足口病の潜伏期間と主な症状

【潜伏期間】3~5日

【主な症状】
 ・口の粘膜・手のひら・足の甲または裏などに2〜3mmの水疱性の発しん
 ・発熱は約3分の1にみられます(高熱になることはまれ)

一般的に軽症で、発しんは3〜7日で痂皮(かさぶた)を残さずに消失します。
近年、手足口病の症状が消失してから、1か月以内に、一時的に手足の爪の脱落を伴う症例も報告されていますが、自然に治るとされています。

感染経路と感染予防のポイント

・ウイルスが含まれた咳やくしゃみを吸い込んだり、手についたウイルスが口に入ったりすることで感染します。

・アルコール消毒が効きにくいため、流水や石けんでのこまめに手を洗い、自分専用のタオルで手を拭きましょう。

・咳やくしゃみをする時には口と鼻をティッシュ等でおおう等の咳エチケットを心がけましょう。

・症状がおさまった後も、患者さんの便の中にはウイルスが含まれますので(2週間から4週間)、トイレの後やおむつ交換の後、食事の前には手洗いを心がけましょう。

治療方法

手足口病に特別な治療方法はありません。
基本的には軽い症状の病気のため、経過観察を含め、症状に応じた治療となります。
しかしながら、まれに髄膜炎や脳炎など中枢神経系の合併症などが起こる場合があるため、経過観察をしっかりと行いましょう。
高熱が出る、発熱が2日以上続く、嘔吐する、頭を痛がる、視線が合わない、呼びかけに答えない、呼吸が速くて息苦しそう、水分が取れずにおしっこがでない、ぐったりとしているなどの症状がみられた場合は、すぐに医療機関を受診しましょう。

関連リンク

厚生労働省ホームページ:手足口病

厚生労働省リーフレット:「手足口病」

山口県感染症情報センター

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