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学公連携事業(令和2年度)

更新日:2021年4月26日更新 印刷ページ表示

山口県立大学との連携事業について

令和2年度 研究事業の概要を紹介します。
※研究事業の成果報告は防府市立図書館の参考図書コーナーで閲覧できます。

1.共同研究事業に係る課題

都市「防府」の形成過程(2年目)

【研究目的】
 「地域づくり」の一環として防府市の多様な特性を解明することで、市民生活の質(とくに地域に居住することへの満足度)の向上を目指すことを目的とした。

【研究内容】
 防府がもつ拠点都市としての政治・宗教機能や、それを支える陸上交通・海上交通・産業などの歴史的な実態の解明を主要な検討課題とし、調査・研究を行った。さらに、研究成果を市民に報告するため、シンポジウム「都市『防府』の形成と周防国府の謎」を開催した。

シンポジウムの様子

シンポジウムの様子

防府市における外国人材受け入れ制度をふまえた多文化共生の実態と今後の政策課題についてー外国人技能実習生受け入れを中心にー

【研究目的】
 在留外国人の増加を見据えて、特に技能実習生に焦点を当て、雇用側である事業者と技能実習生に対する調査を実施し、その結果を踏まえた今後の防府市の多文化共生に係る政策課題を抽出することを目的とした。調査では、「生活者としての外国人住民への支援」を視野に、言語や生活、市民との交流など、就労にもかかわる生活の質の改善に役立つ当事者の声を得ることを重要視した。

【研究内容】
 防府市内の受入機関(6事業所)と、その事業所に属する技能実習生(約100名)に対する質問紙調査を実施した。さらに、技能実習生と関わりを持つ市内の2つの国際交流団体の聞き取り調査を行なった。これらの調査を通じて、技能実習生の生活状況、彼ら/彼女らが感じていることや行政や地域に望んでいること、受入事業所が感じていることや行政・地域に期待すること、地域の国際交流団体が考えていることなどが明らかとなった。これらの結果をまとめ、調査研究の総括として、課題と期待される対応策について示した。また、調査結果の報告および関係者と意見交換するためのオンラインセミナーを企画・開催した。

セミナーの様子

オンラインセミナーの様子