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「上山満之進と東台湾臨海道路」特別展を開催します
更新日:2025年10月22日更新
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この特別展では、第11代台湾総督を務めた上山満之進の功績を辿るとともに、防府市と台湾の絆の象徴である絵画「東台湾臨海道路」(陳澄波 作)を特別公開します。
上山満之進とは
上山満之進は明治2年(1869年)に牟礼江泊村に生まれ、11歳で周陽学舎(現在の防府高等学校)に入学しました。山口高等中学校から東京帝国大学に進み、卒業後は官界に入り、農務省山林局長や熊本県知事などを歴任、大正7年(1918年)に貴族院議員となり、その後、当時日本が統治していた台湾の総督に着任しました。昭和10年(1935年)には枢密院顧問官に就任しています。昭和10年(1935年)、防府町(当時)に図書館(三哲文庫)の設立寄附を申し出ましたが、完成を見届けることなく昭和13年(1938年)に68歳で亡くなりました。
「東台湾臨海道路」とは
上山が台湾総督を辞任する際、画家の陳澄波に制作を依頼した絵画で、上山の没後防府市に寄贈され、今では防府市と台湾をつなぐ架け橋となっています。

開催概要
会期
令和7年11月8日(土曜日)~11月16日(日曜日)
開場時間
午前9時~午後5時(入場は午後4時30分まで)
会場
防府市文化センター(防府市役所本館8階)
観覧料
無料
