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令和3年度ツマアカスズメバチ侵入状況調査について

更新日:2021年10月4日更新 印刷ページ表示

概要

 ツマアカスズメバチが発見された地点及びその周辺で環境省が侵入状況調査を実施します。
 令和元年11月18日に本市で発見されたツマアカスズメバチは、働き蜂ではなく、成虫のオスおよび繁殖可能なメスでした。既に複数の新女王が、巣から離れて越冬した可能性もあります。
 令和元年度及び令和2年度に実施した調査では、新たな個体や巣は発見されませんでしたが、今年度も引き続き調査を実施します。
 ペットボトル型トラップ(罠)を用いた捕獲調査を実施するほか、樹上に作られた巣を探索する調査等をおこなう予定です。新たな巣や個体が確認された場合は速やかに防除を実施します。 
 市としては、環境省の調査に協力するとともに、引き続き関係機関と連携して対応に当たります。

調査内容

調査実施期間

・令和3年9月下旬~11月中旬

分布調査

・一般に流通しているペットボトルを加工したトラップ(罠)に誘引剤を入れ、調査の趣旨や緊急連絡先等を示すラベルを貼付します。 

・誘引剤は、乳酸菌飲料(カルピス)6に水4の割合で配合したもの(300ml)に、発酵促進用のドライイースト約3gを混ぜた物を使用します。

・事前に設定した樹林地や緑地等にトラップを設置しますが、トラップの具体的な設置位置は、現地の状況を勘案して、可能な限り人目に触れにくく、スズメバチ類が捕獲されやすいように留意して設置します。 

・トラップ(罠)は民家に近い位置に設置する場所もあるため、住民等が手を触れないように、可能な限り地表より離れた位置(1.5m~2.0m程度)に設置するようにします。  

・トラップ(罠)は、紐やプラスチック製のバンド、針金等を用いて立木に固定します。

トラップ設置例トラップ(罠)の設置例

調査担当機関

 環境省中国四国地方環境事務所 野生生物課 TEL:086-223-1561

気を付けること

 ツマアカスズメバチは、人への危険性は在来スズメバチと変わりませんが、農林業(特に養蜂業)や生態系等に悪影響を及ぼすおそれがあり、警戒が必要です。早期発見、早期駆除のため、ツマアカスズメバチと疑われる個体や巣を確認された場合は、県、市、又は中国四国地方環境事務所まで御連絡いただき、情報提供に御協力のほどよろしくお願いします。

参考

 ツマアカスズメバチが確認されました

 山口県防府市におけるツマアカスズメバチの確認について(環境省)