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野犬に注意しましょう
野犬について
野犬は狂犬病をはじめとした感染症の蔓延や咬傷事故、交通事故等安全な日常を脅かす存在です。
市内各所で目撃情報が寄せられており、県が狂犬病予防法に基づき捕獲を行っていますが、未だ、野犬がいなくならないのが現状です。
野犬を見かけた時
野犬を見かけた時は、下記の点に注意して慌てずに行動してください。
- 走って逃げない 犬は逃げる獲物を追いかける本能があります。
- その場で動かない 急に動くと犬を刺激することになります。まずはできるだけ落ち着きましょう
- 大きな声を出さない 叫んだり、大声を出すと犬を刺激してしまいます。
- 犬の目を見ない 目を合わせることは敵対心があると思われてしまいます。
- 静かに下がる 背中を見せずに静かに立ち去りましょう。
野犬情報の通報方法
目撃した野犬情報は、捕獲の手がかりになります。
詳細の状況について、以下の野犬オンライン通報システムをご利用いただくか、山口県防府保健所(22-3740)又は環境政策課(25-2172)までご連絡ください。
野犬を増やさないために
野犬を増やさないためには、下記のことが大切です。
飼い犬は絶対に捨てない
野生の犬はもともと存在せず、野犬は人に捨てられ野生化してしまった犬です。
飼い主には終生飼養の義務があり、やむを得ず飼い犬を飼養できなくなった場合は、捨てるのではなく、新しい飼い主を探してください。
野犬への無責任な餌やりをしない
通常、野犬は4~5年しか生きられず、1回の出産で2~3頭程度しか生みませんが、無責任な餌やり等により10年以上生きる野犬も存在しています。また、1回の出産で生まれる数も増えてしまい、野犬の増加につながります。これ以上増やさないためにも無責任な餌やりはやめましょう。
無責任な餌やりでお困りの方へ適正飼養の啓発看板を配布しています。
野犬の住みかとなる環境を作らない
床下の隙間や、使用していない納屋、耕作放棄地などは野犬の住みかになります。隙間の封鎖や雑草の草刈りなど、適正に管理することで野犬が居つきにくい環境になります。
飼い犬への餌や生ごみなどを放置しない
外で飼育している犬の餌や生ごみなどは野犬の餌になることがあります。置いたままにせず早めに片付けるようにしましょう。