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第6回防府市景観賞が決定しました
更新日:2021年2月9日更新
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第6回防府市景観賞が決定しました
建物部門
最優秀賞:旧西浦農協会館(現 正田金物店)
撮影者:亀井 正則
所在地:大字西浦
委員コメント
西浦村役場跡地に隣接する旧西浦農協会館。塩田で栄えたまちの中心部に建築され、当時の雰囲気を今に伝える文化財として、貴重な建物である。
風景部門(テーマ:夏)
最優秀賞:佐波川 鮎解禁
撮影者:町田 充江
所在地:本橋町 佐波川
委員コメント
防府のまちと人々の暮らしを支える母なる川「佐波川」。清流に育まれた鮎と、それを狙うサギ。初夏の佐波川(の堰)を舞台に繰り広げられる自然のドラマをミクロな視点で捉えた景観である。
優秀賞:遊児川の流れ
撮影者:山田 まゆみ
所在地:八王子二丁目
委員コメント
「山頭火の小径」の一角を流れるこの川は「遊児川」の愛称で今も親しまれている。川面を涼風が吹き、夏の暑さに一服の清涼感を与えてくれる遊児川。そこにはかつて多くの子どもが水遊びをした声が聞こえるようである。
優秀賞:サルスベリと国分寺
撮影者:中村 綽幸
所在地:国分寺町
委員コメント
夏を代表する花木である紅白のサルスベリ。悠久の歴史を刻んできた国分寺金堂を背景に色鮮やかに咲き誇り、国分寺と調和して華やかな夏の風景を創り出している。
優秀賞:防府天満宮「御田植祭」
撮影者:古谷 寿雄
所在地:松崎町
委員コメント
佐波川の豊かな水に恵まれた防府のまち。古来より五穀豊穣を願って稲作の始まりの神事が天満宮で行われる。豊作を望む人々の思いを伝えてくれる伝統文化として、後世に残していきたい初夏の景観である。
優秀賞:亀の甲ら干し
撮影者:坪郷 盛也
所在地:車塚町
委員コメント
維新の志士たちも往来した萩往還沿いに佇む妙見神社。夏を迎えると、柳の青々とした葉が水面まで枝垂れ、亀たちは日光浴に興じる。ひとときの安らぎを与えてくれる初夏の景観である。