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特定外来生物について

印刷用ページを表示する掲載日:2019年11月22日更新

特定外来生物とは

国際的な人や物の動きに伴い、本来生息していなかった動物や植物が国内に持ち込まれ、現在では約2000種の外来生物が存在していると言われています。

この中でも、生態系、人の生命・身体、農林水産業に悪影響を与えるものまたは与えるおそれのあるものは、「特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律」により特定外来生物として指定されています。

特定外来生物に指定されると、飼育、栽培、保管、運搬、販売、譲渡、輸入、野外に放つことなどの行為が原則禁止されています。

外来生物被害予防3原則

1.入れない

悪影響を及ぼすかもしれない外来生物をむやみに日本に入れない。

2.捨てない

飼っている外来生物を野外に捨てない。

3.広げない

野外にすでに生息・生育している外来生物は他地域に広げない。

特定外来生物

 
特定外来生物(148種類:平成30年4月1日現在)
分類種類
哺乳類アライグマ、外24種類
鳥類ガビチョウ、外6種類
爬虫類カミツキガメ、外20種類
両生類ウシガエル、外14種類
魚類オオクチバス、ブルーギル、外24種類
クモ・サソリ類ゴケグモ属(セアカゴケグモなど)、外6種類
甲殻類ウチダザリガニ、外4種類
昆虫類ツマアカスズメバチ、アルゼンチンアリ、ヒアリ、アカカミアリ、外17種類
軟体動物等カワホトトギスガイ、外4種類
植物オオキンケイギク、オオカワヂシャ、オオフサモ、外13種類

 詳しくは、環境省のホームページをご覧ください。

特定外来生物等一覧(環境省)

防府市で確認された主な特定外来生物

ツマアカスズメバチ

人への危険性は在来スズメバチと変わりませんが、農林業(特に養蜂業)や生態系等に悪影響を及ぼすおそれがあり、警戒が必要です。

防府市では、令和元年11月に、新田地区で初めて確認されました。

特徴

体は全体的に黒っぽく腹部の先端がオレンジ色です。大きさは女王30ミリ、オス24ミリ、働きバチ20ミリ前後です。

ツマアカスズメバチ確認されたツマアカスズメバチ(環境省提供)

ツマアカスズメバチの確認について

山口県防府市におけるツマアカスズメバチの確認について(環境省)

セアカゴケグモ

オーストラリア原産で、港湾地域またはそれに隣接する地域で多く発見されており、コンテナ等に付着して侵入してきた可能性があります。

国内では、貨物やコンテナ、建築資材、自動車等に営巣したものが運ばれた結果、生息域が広範囲に拡大したと考えられています。

防府市では、平成29年8月に、佐波川サービスエリア(上り線)で初めて確認されました。

特徴

メスの体長(口~腹部の一番下まで。脚は含まない)は約1センチで毒をもっています。オスはメスの半分以下の大きさで、毒はもっていません。全体的に光沢のある黒色で、腹部は球のように丸く、背面の中央部分に赤い模様があります。腹面にも赤い模様がついています。

 セアカゴケグモの参考写真参考写真 

気をつけること

セアカゴケグモは攻撃性はありませんが、触ると咬まれることがありますので、絶対に素手で捕まえたり、触らないよう気をつけてください。

駆除するには、家庭用殺虫剤(ピレスロイド系)を用いるほか、熱湯をかける、靴で踏みつぶす等の物理的な方法でも構いません。

万が一咬まれたときは、最寄りの病院にご相談ください。できれば、殺したクモを病院にお持ちください。

セアカゴケグモ・ハイイロゴケグモにご注意ください!(環境省)

アカカミアリ

アメリカ南部~中米原産で体長は3~5mm程度、体色は主に赤褐色の有毒のアリですが、ヒアリに比べると毒は弱いと言われています。国内では、硫黄島、沖縄本島、伊江島で定着が確認されています。

防府市では、平成29年8月に、貨物コンテナなどに付着した個体が初めて確認されました。

今回確認されたアカカミアリの写真(山口県提供)写真 今回確認されたアカカミアリ(山口県提供)

山口県内におけるアカカミアリの確認について(環境省

オオキンケイギク

オオキンケイギクは北アメリカ原産のキク科の植物で、かつては法面緑化に使用されたり、苗の販売が行われたりしていました。

しかし、繁殖力が強く、あまりの強靭さのため、いったん定着してしまうと在来の野草の生育場所を奪い、周囲の環境を一変させてしまうことから、平成18年に特定外来生物に指定され、生きたままの運搬や栽培、譲渡などが原則として禁止されています。

特徴

5月から7月にかけて、黄色くコスモスに似た花を咲かせます。

花びらの先端4~5つのぎざぎざがあります。

オオキンケイギク画像

 

 オオキンケイギクを見つけたら

オオキンケイギクは残された根や茎から容易に再生するため、根を残すことなく引き抜くようにしましょう。

また、生きたままの運搬は禁止されていますので、種子の拡散を防ぐため、袋等に密閉して枯死させる等の処理をした後で、燃えるごみとして処理してください。

オオフサモ

 南アメリカ原産で観賞用水草として輸入され、栽培されていました。それを遺棄したか、逸出したものが野生化されたと言われています。平成18年に特定外来生物に指定されています。 

特徴

多年草の抽水植物(茎の下部が水面下、葉などを水面上に出す植物)。葉は羽のような形で水面からの高さは0.2~0.3m。茎の全長は1mになります。湖沼、河川、池、水路などの浅水中に群生し茎が水中で分枝して広がっていきます。

県内への侵入が危惧される特定外来生物

詳しくは、山口県自然保護課のホームページをご覧ください。

外来生物について~外来生物の取り扱いにご注意ください(山口県)