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空を覆っていた黄砂はかなり薄まって、島は暖かな春の陽ざしに包まれ心地よい風が桜の花びらを落としていました。
午前中、野島小中学校で離任式が行われました。「蛍の光」が流れ船がゆっくり桟橋から離れていくと色とりどりの紙テープが宙に舞い、いつまでも手を振り続ける島民の思いを受け止めて二人の先生は思い出の島を後にしました。
校舎裏の畑ではあたたかな春の陽ざしを浴びてチューリップが一斉に咲き始めました。春に咲く花は別れと出会いの訪れを実感させてくれます。
午後から今年度2回目の野島漁村センター運営委員会が開催されました。令和2年度事業実施報告、新年度事業実施計画等を説明し、ご審議いただきました。
今年度はコロナ禍に明け暮れ多くの行事が中止または延期となり、手探り状態で島民学級などの学級や講座を開催してきました。未だ収束の見えない状況が続く中、ウイズ/アフターコロナを見据え、新年度はさらなる感染症対策に留意しながら充実した行事内容にしていきたいと考えています。
晴れ渡った空の下、野島小中学校の卒業式が行われました。今年もコロナ禍で規模が縮小されましたが、来賓の方々、教職員、在校生の心温まる祝福を受け、中学生1人と小学生1人がたくさんの思い出が詰まった学び舎を後にしました。
樹木医の中村さんから「大漁桜」の苗木5本が自治会と学校に寄贈され、午前中に3本が自治会の花壇に、2本が野島小中学校の校庭に植樹されました。午後3時からは野島小中学校で植樹式が行われました。
「大漁桜」は、花色が鯛の色に似ているのでこの名が付けられたと言われ、すべての花に雄しべが花びらのように変化し旗を立てたような形に見える「旗弁」があり、潮風に強い品種だそうです。
漁業の島にふさわしい名の「大漁桜」は、これから島の人々や子どもたちを温かく見守ってくれることでしょう。
穏やかな天気の午後、広島大学大学院臨床薬物治療学研究室の森川教授と研究室の皆さん、薬剤師の福田太郎先生を再びお招きし、「生活習慣病のチェック」をテーマに島民学級を漁村センターで開催しました。
森川教授からは「コロナウイルスの治療とワクチン」について貴重なお話を聞くことができました。また、指先からの自己採血による健康チェックが福田先生により行われ、参加者はその場ですぐに健康状態を知ることができました。
小雨そぼ降る午後、山口県「中山間地域における新たな日常創出支援事業」の一環として、「ICT活用勉強会」が漁村センターで開催され、SNSやインターネット等の活用による島外へ向けた情報発信に取り組む団体や個人の方が参加されました。
勉強会では、島の暮らし・風景・イベントなど「野島の魅力」の情報発信や地域の課題解決のためのICT活用について活発な意見交換や情報交換が行われました。
朝から青空が広がり島は春の陽気に包まれました。
漁村センターでは欠航により延期されていた市県民税の申告相談が行われ、皆さん熱心に質問や相談をされていました。
昨日は雪を伴った風が吹き荒れ定期船は終日欠航となりましたが、今日は青空が広がり通常通り運航されています。今朝の矢立神社はうっすら雪化粧し風が強く寒い一日となりました。
漁村センターでは、朝から山口県自然保護課及び防府市市民活動推進課による「エコツーリズムプログラムづくり研修会」が開催され、野島自治会をはじめ島の活性化に取り組む多くの団体が参加されました。研修会では各団体等の取組状況が紹介された後、参加者は津久美浜などのエコツーリズムポイントを巡りました。また、環境省エコツーリズム推進アドバイザーによる今後の取り組みへの助言等が行われ、参加された方々の島の活性化に向けた熱い思いが伝わってきました。
春を思わせるうららかな日差しの中、野島小・中学校のマラソン大会が開催されました。
子どもたちは新鮮な島の空気を胸いっぱいに吸い込みながら潮の香漂う海岸沿いを元気よく駆け抜けていきました。
午後から「心豊かに生きる」をテーマに人権学習会が開催されました。多くの島民が参加され、高齢者の人権などについて学びました。
DVD「探梅 春、遠からじ」を視聴するとともに、講師から宮澤賢治の「雨ニモマケズ」などの詩の紹介と説明があり、参加者は人と人との繋がりの大切さと人に親切にすることの大切さを再認識することができ、とても有意義な学習会となりました。
午前中、防府市保健センターの管理栄養士による「料理教室」を開催しました。
参加者は、レシピや料理のコツの説明を聞きながら、手軽でおいしい「サバ缶のホイル包み焼き」を楽しく作りました。
今回も試食はかないませんでしたので、お昼ごはんのおかずとしてお持ち帰りいただきました。
朝から海上では北西の風が強く、定期船の2便、3便が欠航となりました。
青空が広がっていたものの、津久美の海岸では冷たい風が強く吹き付け、打ち寄せる白波が荒々しく岩に砕け散っていました。
最終便の時刻が近づき宿泊の手配を考え始めた頃、運航が再開されることになり、あわただしく帰途につきました。
悪天候のため延期になっていた凧揚げ大会が開催されました。風もほどよく晴れ渡り、絶好の凧揚げ日和となりました。
子どもたちの思い思いの絵が描かれた凧は津久美浜の澄み切った青空を気持ち良さそうに飛んでいました。
午後から野島小・中学校でどんど焼きが行われました。
子どもたちが島内を回って集めたしめ縄など正月飾りを入れた囲いに火が回ると炎と煙が青空に向かって舞い上がりました。しばらくして子どもたちは順番に書き初めを火の中に投げ入れ今年一年の無病息災を祈りました。
例年どんど焼きの後、地域の方がぜんざいをふるまっていましたが、今年は新型コロナ感染拡大防止のためふるまいは中止となりました。
一日も早くコロナ禍が収束し平穏な日々が訪れることを願ってやみません。
冬の晴れ間を縫って、安全・豊漁祈願祭が中波止で執り行われました。祈願祭には十数名の漁業関係者が出席し、海上の安全と豊漁への願いを込めて玉串を捧げました。
昨日は風が強く荒れた天気となり定期船は終日欠航となりました。今日も朝から時折雪がちらつく寒い一日となりましたが、風は幾分弱まり通常通り運航しています。
高台に広がるスイセン畑の可憐な花々が寒風に揺られながらも元気に咲いています。これから寒さがますます厳しくなりますが、路面の凍結や水道管の凍結などにはくれぐれもご注意ください。
明けましておめでとうございます!
今日から仕事始めです。今年も島の行事や日常のできごとなどをお伝えしていきたいと思います。なお、「釣り情報」については新型コロナウイルス感染症拡大防止のため引き続き掲載を自粛させていただきます。ご理解のほどよろしくお願いいたします。
一日も早い新型コロナウイルス感染症の収束を願うとともに、皆様のご健勝とご多幸を心よりお祈り申し上げます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
漁村センターのサザンカが寒さにめげず色鮮やかに咲いています。サザンカの花言葉は「困難に打ち勝つ」だそうです。今年は新型コロナに明け暮れ、未だ収束の兆しが見えない状況ですが、来年はぜひとも禍転じて福となって欲しいものです。
センターの業務は本日で終了し、明日から1月3日まで年末年始の休みに入ります。
皆さんお体には十分気を付けて、どうぞ良いお年をお迎えください。
午後から山口県立大学企画デザイン研究室によりこの11月26日と12月4日に撮影された野島の水中写真とドローン動画のプレゼンテーションが漁村センターで行われ、島民のほかに野島小・中学校の児童、生徒及び先生方並びに関係者が参加しました。参加者は空から見る野島の様子に見入り、山の中腹の池など新しい発見や驚きがありました。
午後3時頃からは「レインボーのしま」に乗船し、約50分かけて島の外周観察を行いました。島の裏側など日ごろ見る機会がない場所に約30人の参加者は大興奮。あらためて野島の魅力を再発見されたようです。
午後から元社会教育指導員の内田講師をお招きして島民学級「輪飾り作り」を開催し、野島小・中学校の児童・生徒と先生方が参加しました。講師とともに島民の皆さんも子どもたちに作り方を指導しました。途中からは保護者も加わり、三世代がふれあい協力しながら、わらの束が徐々に輪飾りの形に変わっていきました。
コロナ禍で不安な日々が続いていますが、子どもたちが願いを込めて作った輪飾りは、きっと無病息災をもたらしてくれることでしょう。
午後から、市の保健師による健康相談に引き続き、元気アップ体操が行われました。
参加者は「やまぐち元気アップ体操」のビデオに合わせ、介護予防のための軽い運動を行いました。
今回の参加は2名にとどまりましたが、いつまでも元気で過ごすために、次回はより多くの島民の方に参加していただければと思います。
抜けるような青空が広がった午前中、山口県立大学企画デザイン研究室の水谷由美子教授と学生さんによる野島の美しさをアートで発信する表現の一環として、ドローンによる空から島へのアプローチが行われていました。
野島小・中学校の上空にドローンが差し掛かると先生や児童・生徒の皆さんが手を振っていました。
機会があればぜひこの11月26日に同じテーマで撮影された島の水中写真とともに島の空からの眺めも紹介させていただきたいと思います。
午後から歌唱指導者の柗田講師をお招きし、短期講座「歌とトークのひととき」を開催しました。
今年は新型コロナウイルス感染防止のため、参加者はマスクを着用したままで声に出して歌うことはできませんでしたが、講師が弾き語るクリスマスソングや童謡などに合わせて心の中で歌っていただきました。
皆さん子どもの頃を思い出されて、身も心もリフレッシュしていただけたようです。
天気も良く波も穏やかな津久美浜の海辺でダイバーが海の中を撮影していました。
聞くところによると、山口県立大学企画デザイン研究室の水谷由美子教授と学生による野島をアートとして表現する活動の一環として海中の様子を撮影しているとのことでした。
機会があればぜひ野島の海中の様子を紹介したいと思います。
21日(土曜日)の午後から、山口県立大学企画デザイン研究室の水谷由美子教授と学生による「茜染めの布を使った小物作りワークショップ」が漁村センターで開催され、3名の島民の方が参加されました。
学生さんによるマンツーマン指導のもとに楽しい時間を共有する中、手縫いの素敵な巾着袋ができあがり、皆さんとても満足していただけたようです。
穏やかな空の下、自治会の皆さんが漁港の花壇にパンジーの苗を植えられました。漁村センターの花壇にも植えてくださいました。
これから春先にかけて長く色とりどりの花を咲かせ、訪れる人々の目を楽しませてくれることでしょう。
荒瀬講師をお招きし、短期講座「お菓子つくり教室」を開催しました。
参加者はサラダとフルーツの2種類のクレープとフルーツゼリーを作りました。和気あいあいの中、とてもおいしそうなオリジナルの品々が次々と出来上がりました。
新型コロナウイルス感染防止のため試食はかないませんでしたので、パックに詰めてお持ち帰りいただきました。皆さん大満足の様子で楽しい午後のひとときとなりました。
午後から健康運動指導士の重田講師をお招きし、島民学級「健康体操」を開催しました。
参加者は、イスに座って上体伸ばしやひざの曲げ伸ばしなど積極的に体を動かしていました。
終わる頃には体も心も温まった様子で、皆さんいきいきとした表情で会場を後にしていきました。
野島小・中学校には、空き教室を利用した『茜島ふるさと資料館』が併設されています。
この資料館には、昭和初期頃のものとみられる漁具、農具、写真など、当時の暮らしや文化を伝える貴重な資料が展示されています。また、子ども達の学習の場、島民との交流の場としても利用されています。
島外の方も平日に観覧できますので、野島にお越しの際はお気軽にお立ち寄りください。
校舎裏の畑にホトトギスの花が咲いたという情報をいただき、見に行くと畑の一角に可憐な薄紫色の花がひっそりと咲いていました。
花の中心にある噴水のようなめしべは清楚な風情を醸し出しているようで清々しい気持ちにさせてくれました。
ホトトギスという名前は、花の斑点が野鳥のホトトギスの胸の模様と似ていることに由来しているそうです。
穏やかな天気の下、矢立神社ではコロナ禍で延期されていた年中行事の「六月祭り」と「九月祭り」が合わせて催行されました。今年は神輿行列や奉納相撲などの行事は中止となり氏子総代による神事のみが厳かに執り行われました。
山の中腹にある畑では、小・中学校の子どもたちが6月初めに植えたサツマイモの収穫が行われました。
泥にまみれながら掘り起こした土の中から出てきた豊かな実りに、子どもたちは収穫の喜びを全身で感じて満足そうな笑顔を見せていました。
肌寒い風が吹く一日でした。昼過ぎの人けのない漁港から風に乗って猫のうなり声が聞こえてきました。岸壁の端で2匹の猫が対峙していました。けんかして海に落ちたのか、ずぶ濡れた一匹はちょっと切なそうでした。
この6月頃にも子猫がトンビに追われて海に落ちたことがありました。島の猫は日がな一日のんびり過ごしているように見えますが、どうやら現実はもっと厳しそうです。
雲一つない青空の下、野島簡易宿所「ViDeN」裏の畑では、この春新しく植えられたアサギマダラが好むフジバカマに100匹以上のアサギマダラが蜜を求めて集っていました。
春に遠い南の島から北上し、日本列島の冷涼地で世代交代した「旅するチョウ」は、秋の深まりとともに再び暖かい地域へ南下するそうで、当地のフジバカマ畑は今後格好の休息場所になるのではないかと思います。
秋の陽光を浴び花桃が微笑んでいました。
台風の影響で季節を勘違いしたのでしょうか。
島民の皆さんの手によって育まれてきた四季折々の花壇の花々は自然と心を和ませてくれます。
秋晴れの朝、校舎裏ではひまわりからコスモスへ移り変わり、色とりどりの花が咲き乱れています。
2階の教室で朝礼が始まりました。「おはようございます」。コスモスもそよ風に揺られ笑顔であいさつをしています。
コロナ禍で行事の中止や縮小が続いていますが、自然に囲まれた島で、子どもたちも野の花のようにのびのびと過ごしていただきたいと思います。
午前中、山口県立大学看護栄養学部看護学科4年の学生と教員、島民、小中学校の先生、県、市などの関係者によるワークショップ「知って、作って、備えよう!」(野島を知って、野島マップを作って、災害に備えよう)が漁村センターで開催されました。
会議では、昨年8月の訪問調査の結果報告と避難時期や率先避難等の説明や意見交換のあと、防災マップ(ハザードマップ)を手に島内の危険区域を見て回り、島民は自分の家が危険区域内かどうか確認するなど、防災を身近に感じられたのではないかと思います。
そぼ降る雨の中、山口県立大学企画デザイン研究室の水谷由美子教授と学生による「茜染め体験」のワークショップが漁村センターで開催されました。
午前中は島民、午後からは野島小中学校の子どもたちが参加しました。
初体験の参加者も多く、割り箸やビー玉などを使って模様をつけ、地道な作業が続いたあと、輪ゴムをほどくと茜色のハンカチが広がり、参加者はオリジナル模様の美しさに目を輝かせていました。
午前中、防府市保健センターの管理栄養士と山口県立大学栄養学科の実習生による「栄養教室」が漁村センターで開催されました。
「うつ抜け・やる気アップを食事で」をテーマにした講話とともに、実習生2人によるエプロンシアター(エプロン人形劇)が行われ、「早寝・早起き・朝ごはん」が健康維持のためにとても大切であることをわかりやすく教えてくれました。
昨日は台風10号の影響により定期船は終日欠航し、今朝の第1便から運航が再開されました。
台風一過の朝、何事もなかったかのように澄んだ青空が広がっています。台風による島での被害報告は無いとのことで一安心です。
今朝、野島小・中学校の玄関に山口県花卉園芸推進協議会からプレゼントされた胡蝶蘭が飾られました。新型コロナウイルス感染拡大で活動が制限される中、子どもたちを活気づけようという思いがこの花にはこめられており、可憐な花はさぞかし子どもたちに元気を与え、心を潤してくれることでしょう。
台風9号に続き大型で非常に強い台風10号が接近中です。
静まり返った野島漁港の船だまりでは、漁船同士がロープでつながれたまま、次の台風が無事に通り過ぎていくのを待ちます。
台風による定期船の欠航が心配される中、朝から事前準備などであっという間に時間が過ぎ、何事もないことを祈りながら港を後にしました。
大型で強い台風が近づいていますが、今日は朝から晴れ風も穏やかで、昼過ぎの桟橋付近ではドローンによる空撮が行われていました。
野島漁港全景の空中写真の撮影をしていたようです。
台風接近による明日以降の欠航が心配される中、最終便が近づくにつれ工事関係者はあわただしく現場の後片付けに追われていました。
今週から子どもたちが学校にまた戻ってきました。
校舎裏では、ひまわりが太陽の光を浴びて、窓の下から子どもたちに笑顔を振りまいていました。
太陽に向かってまっすぐ伸びるひまわりの元気な姿に、暑さを忘れつい見入ってしまいました。
連日猛暑が続く中、午後から漁村センターで、JA山口県防府とくぢ統括本部の職員さんを講師としてお招きし、島民学級「野菜づくり」を開催しました。
講義では、白菜、ジャガイモ、エンドウなどこれから植え付ける野菜について、植付前準備、管理作業、肥料、病害虫防除など、品目ごとに丁寧な解説があり、参加者は熱心にメモを取りながら聞き入っていました。
午後から漁村センターで、広島大学大学院 臨床薬物治療学研究室の森川教授と研究室の皆さん、薬剤師の福田太郎先生をお招きし、「医薬品の正しい使い方、健康チェック」をテーマに島民学級を開催しました。
森川教授からは、離島・へき地医療の現状からマルチモビディティ(他疾患併存状態)、新型コロナウイルス感染症、熱中症予防、エンド・オブ・ライフ(人生の最終段階)における医療のお話など多岐にわたり貴重な講話を拝聴することができました。
また、自己採血による健康チェックが福田先生により同時に行われ、参加者は自身の健康状態を測定値によりその場で把握することができ、とても有意義な時間を過ごすことができました。
島の盆踊りは新型コロナウイルス感染症の全国的な拡散を受け、やむなく中止となりました。
本来なら13日に踊りやぐらが建てられ、島民に里帰りの家族が加わり、提灯明かりの下で15日まで盆踊りで賑わっていたことでしょう。
早くから会場を整備し、盆踊りを心待ちにされていた関係者にとっては苦渋の決断だったと推察されますが、島民や参加者の健康と安全を守るため、致し方ないことと思います。
【中止となった盆踊り会場】
午前中、燃料貯蔵庫前の岸壁に油槽船が接岸し、灯油や重油などをおろしていました。
日々の暮らしや漁業に不可欠な燃料は定期的に船で運ばれてきます。暑い中ご苦労さまです。
うだるような暑さの午後、漁村センターで、短期講座「認知症を正しく理解しよう!」が開催され、参加者は認知症の正しい理解、対処のしかた、サポートなどを学びました。
いただいた資料によると、認知症は75歳以降急激に増えていき、85歳を超えると約半数の人が認知症になるとのことです。
島では1人暮らしの高齢者を多く見かけることから、まずは気がかりな高齢者にはしっかり声かけをしていきたいと思います。
ようやく梅雨が明けたようです。朝から厳しい暑さとなりました。
先週大雨のため来れなかった移動販売車が2週間ぶりにやってきました。
強い日差しが降り注ぐ中、定期船が到着する前からぞくぞくと買い物客が集まってきました。
今日は牛乳、食パン、豆腐、バナナなどが良く売れたそうです。
これから暑さが本格的になりますが、コロナ禍での熱中症にもご注意いただきたいと思います。
今日は雨が降ったりやんだり蒸し暑い日です。
定期船が出航した後の人けのない東屋では、ねこ達がお気に入りの場所で涼んでいました。
明日から再び雨模様の日が続くようです。梅雨明けはいつ頃になるのでしょうか?
雨上がりの午後、灯台に向かう最初の分岐を左に進み、うっそうと茂った樹々を抜けると、あたり一面野生のアサガオに覆い尽くされ、蝶が飛び交う不思議な光景が広がっていて、思わずその場に立ち尽くしてしまいました。
一方で人口減少や高齢化などにより山の手入れをする人が少なくなってきている現実を突きつけられたような気もしました。
ザーザー降りの朝、定期船を降りると、クレーン付き台船が新波止の手前に接岸し、油圧ショベルを吊り降ろしていました。
その後、トラックや仮設事務所なども次々と降ろされ、島の中へ運ばれて行きました。
工事関係者の話では、10月末頃まで自然災害防止の工事を行うとのことでした。
天候に恵まれ穏やかな海と陽ざしの中、津久美浜で地元関係者による安全祈願神事が行われました。
毎年恒例の餅まきは中止となり、きれいに清掃された海岸に設けられた祭壇前で神事のみが厳かに執り行われました。
今夏は、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、残念ながら海水浴場の開設は中止となりましたが、野島にお越しの際は、ぜひ玉砂利の美しい海岸を訪れていただきたいと思います。
梅雨の晴れ間をぬって野島小中学校の児童・生徒、教職員の皆さんにより津久美浜の清掃が行われました。
午後からの短時間で海岸の隅から隅まで見違えるほどきれいになりました。
お疲れさまでした。ありがとうございました。
今夏は海水浴場が開設されませんが、青い海と美しい浜は島を訪れる人々に感動を与えることでしょう。
今夏は野島海水浴場の設置はありません。
防府市内にある「富海海水浴場」及び「野島海水浴場」は、新型コロナウイルス感染症の拡大防止の観点から、海水浴組合等の関係者協議の上、来場者の皆さまの安全を最優先に考え、令和2年度については海水浴場を設置しないことが決定されました。
今年はコロナ禍の影響で寂しい夏になりそうです。
【6月24日設置(三田尻港)】
校舎裏の畑の片隅に半夏生(はんげしょう)がひっそりと咲いていました。
梅雨の晴れ間の強い日差しの中で、小さな花を稲穂のように垂れ、半化粧とも呼ばれるとおり花の下の葉を白く染め、清楚で可憐にたたずむ姿に暫し心地よい清涼感を感じました。
今年の梅雨明けはいつ頃でしょうか?コロナ禍で迎えた梅雨の季節、体調管理にお気をつけてお過ごしください。
自治会の皆さんが桟橋付近の花壇にマリーゴールドとサルビアを植えられました。島の花壇は季節の花で彩られていて、島民の心の温かさを感じます。
漁村センターにもマリーゴールドを植えてくださいました。ありがとうございました。
島に咲く花々はこれからも訪れる人の心を和ませてくれることでしょう。
今日は天気に恵まれ、小中学校では、1・2時間目の授業で、サツマイモの苗の植付けが行われました。この自然と触れ合う体験授業は、島民と関係者の支援により毎年行われているものです。
土と格闘しながら植付けが終わるころ、子どもたちの表情からは、やりきった達成感がうかがえました。
今日から子どもたちは自ら植えた苗を自ら育て、秋には収穫の喜びにひたることができることでしょう。
この体験授業を通じて、食と農への理解が少しでも深まればと思います。
月が替わり、小雨交じりの漁港に立葵が咲き始めました。そろそろ梅雨入りでしょうか?
一番上まで花が咲き進んだら梅雨が明けると言われているそうで、そのころまでには新型コロナウイルス感染症が収束してくれると良いですね。
波は穏やかで、出航したあとの人けのない桟橋付近では、ネコ達が静かな時を過ごしていました。次の船がまた着くまで、ネコ達はじっと待っているのでしょうか?
今日から野島小中学校の授業が再開され、島に子ども達の元気な姿が戻ってきました。
乗船前の桟橋では子ども達とその保護者、先生方の期待といくばくかの不安が入り混じった表情がうかがえましたが、港から学校へ向かう子ども達と先生方の後ろ姿はいつもの打ち解けた光景に戻っていました。
一日でも早く新型コロナウイルスが終息してくれることを願うばかりです。
定期船では、児童、生徒の席を変更するなど、これまで以上に新型コロナ感染予防対策が講じられていました。
毎週木曜日は、移動販売車が桟橋近くで生鮮食品などの食料品や日用雑貨を販売する日です。
今日も昼の定期船が到着すると、たちまち移動販売車は島民に囲まれていました。
島で食料品を唯一調達できる野島漁協では売っていない総菜、豆腐、食パンなどが良く売れているそうです。
島への移動販売がスタートして今年で5年目になります。年に何度かはシケで移動販売車が来れない日もありますが、買い物が不便な島民にとって便利で貴重なこの移動販売車、末永く続くと良いですね。
【釣り情報】
新型コロナ緊急事態宣言が、5月14日に山口県を含む39県において解除されましたが、感染症が完全に終息したわけではありません。ここ野島においては、高齢者が多く、島内で感染がひとたび発生し拡大した場合、医療救急体制にも限界がある中、島民にとって取り返しの付かない事態になりかねず、また、生活手段である定期船すら運航維持が危ぶまれることが想像されます。
島民もまだまだ不要不急の外出は避けておられます。
釣り情報の発信についても引き続き自粛させていただきます。状況が変わり次第、情報発信をしてまいりますので、ご理解・ご協力のほどよろしくお願いいたします。
今日の朝、Nさん一家が多くの島民に見送られ、新たな定住地へ向け出航しました。
桟橋には、漁船の姿が見えなくなるまで、いつまでも涙で見送る光景がありました。
握りしめられたテープには、Nさん一家と島民の皆さんのそれぞれの思いが込められていたのだと思います。
Nさん一家の幸せを願ってやみません。
4月17日設置。
【釣り情報】
新型コロナウイルス感染者増加に対応する「緊急事態宣言」対象地域が全国に拡大されたことに伴い、当面の間、「釣情報」の掲載を自粛させていただきます。
昨日は強風・時化のため、定期連絡船は全便欠航となりましたが、今日はうって変わって暖かな1日となりました。
ネコ達はいつもの時間、いつもの場所で、まったりとひなたぼっこをしていました。
【釣り情報】
海は凪ぎ、ポカポカ陽気の中、西波止に8人、中波止と東波止にそれぞれ1人、計10人ほどの釣り人が入られていました。
午後からは、中波止で宇部市小野のKさんが孤軍奮闘、20センチ前後のアジを120匹以上も釣り上げていました。
学校が始まり、学校裏の畑には色とりどりのチューリップが校舎の窓を見上げています。
ひっそりと奥まった場所を訪れる人はめったになく、チューリップもさぞかし子どもたちの笑顔を見たかったことでしょう。
【釣り情報】
早朝から晴天です。18人ほどの釣り人が、桟橋を降りると左右に分かれ、足早に目指す波止場に向かっていました。
午前中の早い時間、東波止では、アジに紛れて30センチぐらいのサバがときおり釣れていたそうです。
釣れる場所は限られていたようで、午後からは、中波止に2人、東波止に4人の釣り人が型の良いアジを釣っていました。
3月末で漁村センターの職員が退任し、4月から新たな職員が2名着任しました。どうぞよろしくお願いします。
さて、今日は野島中学校の入学式が行われました。
今年は、新型コロナウイルスの関係で、生徒とその保護者、教職員のみの入学式となりましたが、校門では、うららかな春の陽ざしを受け、満開の桜が新入生を暖かく迎えていました。
中学校に5人の新1年年生が入学され、小・中学校合わせて13人が、豊かな自然環境の中で学ばれることになりました。心身ともにたくましく育っていただきたいと思います。
【釣り情報】
本日も天気が良く、東の波止で7人程度がアジ釣りを楽しんでおられました。先週までより、釣れる数は少なくなったものの、型は少し大きくなり、20から25センチ程度のアジが釣れていました。
湾内のアジの数はだんだん少なくなってきているような気がしますが、明日以降も釣れると良いですね。