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令和3年度ツマアカスズメバチの侵入状況調査の結果

更新日:2022年2月9日更新 印刷ページ表示

概要

 防府市において特定外来生物であるツマアカスズメバチが令和元年11月21日に確認されたことを受け、環境省においてツマアカスズメバチ侵入状況等緊急調査を令和元年度及び令和2年度に実施しました。新たな個体の発見はありませんでしたが、令和3年度も引き続き、侵入状況調査を実施しました。
 令和元年11月に発見されたツマアカスズメバチは、働きバチではなく、成虫のオスおよび繁殖可能なメスでした。既に複数の新女王が、巣から離れて越冬した可能性があったことから、働きバチが増加して活動も活発になる9月中旬から11月に関係機関と連携しながら再度調査を実施したものです。
 市としましては、今後も環境省の調査に協力するとともに、関係機関と連携して対応に当たります。

調査結果

調査実施期間

〇分布調査 

 トラップ(罠)設置:令和3年9月20日(月)~23日(木)

 トラップ(罠)回収:令和3年11月9日(火)~12日(金)

〇探索調査 

1回目
 令和3年9月24日(金)~29日(水)

2回目
 令和3年10月14日(木)~19日(火)

3回目
 令和3年11月6日(土)~8日(月)
 令和3年11月13日(土)~15日(月)

調査結果

 下記設置日において、個体発見地点を中心とした半径8km程度の範囲において、271個のトラップ (罠)を約10日間設置し、スズメバチ類を誘引捕獲した結果、ツマアカスズメバチの捕獲はありませんでした。 
 なお、並行してトラップ設置地点周辺において、肉眼による個体の探索を行いましたが、発見されませんでした。

 

トラップ(罠)を用いたツマアカスズメバチの分布調査

設置日 回収日 設置個数 結果
9月20日~23日

11月9日~12日

271個 確認なし

 

探索調査

調査回数 探索日 捜索範囲 捜索場所 結果
1回目 9月24日~29日 個体発見地点から半径8km以内の海岸線からの地形を考慮した範囲 公園、緑地や樹林地等ツマアカスズメバチの営巣の可能性のある場所、開花植物等ツマアカスズメバチの餌となる昆虫類が集まる場所 確認なし
2回目 10月14日~19日
3回目

11月6~8日
11月13~15日

調査担当機関

 環境省中国四国地方環境事務所 野生生物課 TEL:086-223-1561

気を付けること

 ツマアカスズメバチは、人への危険性は在来スズメバチと変わりませんが、農林業(特に養蜂業)や生態系等に悪影響を及ぼすおそれがあり、警戒が必要です。早期発見、早期駆除のため、ツマアカスズメバチと疑われる個体や巣を確認された場合は、県、市、または中国四国地方環境事務所まで御連絡いただき、情報提供に御協力のほどよろしくお願いします。

参考

 ツマアカスズメバチが確認されました

 山口県防府市におけるツマアカスズメバチの確認について(環境省)

過去調査結果

令和元年度

令和2年度