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第74回防府市成人式において、「はたちの宣言」の発表者に選ばれた方の原稿を紹介します。
今年、人生の大きな節目とも言える二十歳を迎えることが出来た事を大変嬉しく思います。
私がこれから先どの様な大人になりたいかと言うと、どんな事にも失敗を恐れず挑戦していく気持ちと謙虚な姿勢でいられる様な人になる事です。私にとって人生とは死ぬまで人の成長は終わらない物であり学び続ける物だということです。私は、高校を卒業する時に先生から「謙虚であれ!」と言われました。これが最後に言われた言葉でした。自分自身の能力や地位におごることなく学び続ける姿勢を忘れない大人になりたいと思っています。
最後に、これまで育ててくれた両親、お世話になった先生方、今まで出会った人達との繋がりに感謝しこれから出会う人との繋がりを大切にして生きて行くことを宣言します。
私は、今年二十歳になり、成人を迎える者として、まず、今まで支え、育ててくれた両親、家族に対して感謝すると共にその恩を返していきたいと思っています。また、私といつも仲良くしてくれた友達にも感謝し、何事も当たり前だと思わず、全ての事に感謝する気持ちを忘れない人間でありたいと思っています。二十歳を迎え、社会人として誰に見られても胸を張って堂々としていられる、格好良い人間になりたいと思っています。そのために、社会人としてのマナーを身に付け、当たり前のことが当たり前にできる大人になろうと思います。また、困っている人や助けを求めている人に気付き、手を差し伸べることができるような気配り、目配りができる人間になり、寛大な心を持った責任感の強い立派な大人になることをここに誓います。
私は、小学生の頃から「早く大人になりたい」そう思っていました。
なぜ大人になりたかったかというと、勉強をすることや、規則に縛られずに自由に生活出来ると思っていたからです。しかし、実際に社会人になると自分が想像していた以上に勉強をすることの大切さや規則を守ること、人間関係が重要なことにも気づきました。そこで私は、まず自分の目標を見つけることで成長へ繋がると思い、分からないことや大切なことを聞き学びました。
最後に私の目標は、自分の行動に責任を持ち、自分のことだけではなく他の人への配慮も忘れないこと、向上心を忘れず社会に貢献できる人間になることです。まだまだ未熟ではありますが、これからも立派な社会人として精進していきたいです。
私は、はたちを迎えるにあたって、まずは今まで育ててくれた両親に感謝を述べたいと考えている。両親は、私の為にと毎日遅くまで共働きで働き、休日の度に、遊びやキャンプ・スノボー等のレジャーにたくさん連れて行ってくれた。また、本来であれば自分の娯楽に使えるお金も私の習い事や必要な物に回してくれた。自衛隊に入隊し、毎月自分でお金をやりくりすることで、子供を育てるということがどれだけ大変なことなのか、改めて理解することができた。
次に、今までお世話になった先生や友達に感謝を述べたいと考える。今の私の学力は、先生方の教えのおかげであり、私の話力や人格は今まで一緒にいてくれた友達が育んでくれたものであると感謝している。
最後に、私は今までたくさんの人に支えられ成長してきたことを忘れず、今後は誰かの為に尽くせる人間になりたいと考える。