■災害廃棄物処理計画(愛知県豊田市) 市域が広いため、地域ごとの災害廃棄物発生量等を推計し、処理計画を立てています。避難所への災害用便槽設置を推進し、仮設トイレの備蓄を推進していないのは興味深い点でした。この災害用便槽は、地下に1~7.5㎥の貯留槽を埋設したもので、平常時は蓋がかけられ、災害時には蓋を開けて便座を設置し、テントを張ることでトイレになるものです。 ■教育立市宣言都市(大阪府河内長野市) 平成22年、全国で3番目の「教育立市宣言」を掲げ、学んだ成果をまちづくりに生かす市民大学「くろまろ塾」の開催等、特色ある取組で教育によるまちづくりを進めています。平成27年度から全13小学校で1年生から英語授業を行い、学力向上に成果が現れています。教育への市長、教育長の本気度が感じられました。 ■こどもが「核」のまち(兵庫県明石市) 待機児童解消策として、新卒保育士に採用時10万円、以降1年ごとに10万円(2年間)、潜在保育士に国の就職準備金貸付20万円(2年間勤務で返済免除)と別に採用時10万円の一時金を支給。また、月額8万2千円を限度に保育所の宿舎借上を補助しています。その他、第2子以降の保育料無料化や中学3年生までの医療費無料化等、人口減少に歯止めをかけるため、思い切った予算を投じています。 |